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してはいけないということをやりたがります。

Q: してはいけないことをしたがります。例えば、ガスコンロなど危ないので、近くに寄らないように言うのですが、何度言っても、やりたがります。

A: してはいけない理由をしっかり理解するまで伝えましょう

大人にとって、してはいけない事は、子どもにとっては、やりたくて仕方のない事なのかもしれませんね。してはいけない事や危ない事は、日常生活の中でたくさんあります。しかし、危ないからと言って、危険な物を子ども達の周りからすべて取り上げてしまったら、どうなるでしょうか?いくら言葉で「これは、危ないから、いけません」と言っても、何が危ないのかを理解するのは、難しいのではないでしょうか?

確かに、ガスコンロに触ったりしたら、火傷をするかもしれません。または、火事になってしまうかもしれませんから、危険です。だからこそ何が危険なのかを教える必要があると思います。

ABCでは、授業中にクッキングや裁縫をします。もちろん、火を使うときもあります。そのときに、火は危険である、その周りで遊んではいけないと教えます。包丁を使って、野菜を切る事もあります。包丁の持ち方、切り方などいろいろな事を教えます。実際に物が切れるのを見ると、誰もが一様に、これを持って遊んではいけないと思うようです。

ABCでは2歳半を過ぎると包丁を持って、キュウリなどを切っています。講師が手を貸すのは、最初のときだけで、後は、自分でやります。3歳にもなると最初から自分でやり始めます。おかげさまで、今まで誰一人、けがをする事なく楽しくクッキングや裁縫をしています。

これも最初に、どうやって使えば安全か、どうすれば危険かを教えているからだと思います。ご家庭でも、危険と取り上げてしまうのではなく、良い話し合いの機会にしていただければと思います。

是非、一緒に料理を作ってみてください。その中で、正しい使い方を覚えると思います。また、好き嫌いもなくなります。